全てのクジラとイルカの未来のために  

 

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WDCSは主なキャンペーンとそれに関連する研究や保護プロジェクト、教育や募金活動を統合した様々なプログラムを行っています。

 

 

「悲惨な海」プログラム

 

クジラやイルカは長い間、食肉や他の製品のために狩猟され、壊滅的な影響を受けています。何百年にも渡る商業捕鯨により、シロナガスクジラ、セミクジラ、イワシクジラ、コクジラ、ザトウクジラなどの固体群を含む多くのクジラが絶滅の危機に瀕しています。1986年以来の商業捕鯨全面禁止と、鯨肉の国際取引禁止にもかかわらず、毎年、何万頭ものイルカと何百頭ものクジラが殺され、鯨肉市場での違法な売買が続いています。WDCSは利益目的でクジラやイルカを捕獲し、殺すことは残酷、危険で、不健全で手におえず、支持できないものと考えています。私たちの「悲惨な海」プログラム(Cruel Seas Programme)はこの被害をなくすための専用プログラムです。私たちの科学者、弁護士、経済学者、運動家の専門家チームは研究を行い、報告書を作成し、キャンペーンを行い、それを世間に公開し、クジラやイルカの未来が決められる国際会議に参加します。「悲惨な海」プログラムは、全てのクジラとイルカの新しいミレニアムでの未来が、自然な環境の中で自由かつ安全なものであるよう保証することを目的としています。

 

 

 

「絶滅の危機に瀕した種」プログラム

 

WDCSは種や保護の現状にかかわらず、全てのクジラとイルカを守る事を目指しています。しかし、緊急的な措置が取られなければ、セミクジラ、シロナガスクジラ、そしてカワイルカを含むいくつかの種は数年のうちに本当に絶滅してしまう危機があります。WDCSは世界中の科学者、研究者、運動化や教育者たちとこれらの種や固体群を守るために活動しています。「絶滅の危機に瀕した種」のプログラム(Endangered Species programme)では実用的な研究と、禁猟区や保護区を制定するといった保護の発議、クジラやイルカとその生息地の両方を守る、より良い法的な保護を求めるキャンペーンなどを行っています。私たちはまた、地元社会と親密に活動しています。脅威にさらされたクジラやイルカの固体群を保護するという公約は、彼らが将来生き延びるために不可欠であることが多いのです。

 

 

 

「ポジティブな観光事業」プログラム

 

多くの人々がクジラやイルカをコンクリートの水槽でぐるぐると泳ぎ続けるのを見るのではなく、自然の中の生息環境で見る喜びを体験しています。WDCSは世界の様々な地域で質の高いドルフィンウォッチング、ホエールウォッチングの発展するよう奨励しています。これにはホエールウォッチング業者、旅行会社、旅行者たちと共に働き、その旅が楽しく、多くの事を学べ、そしてもっと重要な点として、クジラやイルカを大切に扱うものであることを約束することが含まれます。「ポジティブな観光事業」プログラムのもう一つの活動は「WDCS監禁反対キャンペーン」です。WDCSは監禁状態ではクジラやイルカにとってな精神的、肉体的、社会的なニーズを与えられるとは考えていませんし、彼らを閉じ込めるのはとても残酷なことだと考えています。クジラ目動物を閉じ込めることで、彼らに精神的・肉体的ストレスを与え、異常な行動をとる、寿命が短くなる、繁殖に支障をきたすなどの問題が起こるという科学的証拠もあります。WDCSはクジラ目動物の監禁で生じる問題に関して世間の認知度を高め、クジラ目動物の捕獲や取引を中止させるために活動しています。

 

 

 

「綺麗で健康な海」プログラム

 

世界のクジラ目動物の健康は、公害、プラスチック破片、気候変化などの環境の脅威により大いに脅かされています。この他にも海での活動は、クジラ目動物を怖がらせたり、他の場所に移動させたり、傷つけたりすることがあります。水中での騒音公害はクジラ目動物にとって重大な脅威です。というのも、彼らはかなり音に頼って航海し、餌を見つけ、コミュニケーションをとっているからです。船の航海や、油やガスを探す調査、軍の調査などによる妨害は、クジラたちの通常の採食や繁殖活動の大きな妨げになります。WDCSの「綺麗で健康な海」プログラム(Clean and Healthy Seas programme)はこれらの脅威に対して、侵入的でない研究や公的な教育、関連のある国内外の当局や協定に焦点を合わせた最新のキャンペーンを通して闘っています。